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Excelを使用した
株価チャートの作り方(一般的な方法)
目次
チャートを作る前の準備
チャートの作り方1
チャートを作る前の準備
書くまでもありませんが、Excelを使用できる環境・そして株価データです。 せっかくチャートを作って分析するのであれば株価データは半年分くらい欲しいところです。

証券会社でも当然、Yahoo!ファイナンスInfoseekマネー等のサイトで 簡単に各銘柄の時系列データを取得できるので利用しましょう。

ちなみに螢舎はMicrosoftExcel2000を使用しています。2003までは機能に大差ありませんので さほど問題無いかと思いますが、2007はまだ使用した事がありませんので一部通用しない点があるかもしれません。 2007をご利用の方はその点に留意して以下をお読みください。

データの配置はこのようにしたと仮定して作業をすすめます。
 
1 日付 始値 高値 安値 終値 出来高
2 06/5/16 16,509 16,596 16,117 16,158 2,063,320
3 06/5/17 16,259 16,319 16,034 16,308 2,300,250
4 06/5/18 16,089 16,139 15,914 16,087 2,024,880
5 06/5/19 16,041 16,166 15,926 16,155 1,905,000
6 06/5/22 16,255 16,269 15,837 15,858 1,906,460
7 06/5/23 15,722 15,776 15,583 15,599 2,061,110

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チャートの作り方1
まずは一般的な方法から説明しましょう。誰でも思いつくのがExcelのグラフ作成機能です。

上記で作成したデータを利用してグラフを作りますのでまず範囲指定を行います。 まずは出来高を除いた価格だけのチャートを作成します。セルA1からE7までをドラッグします。 このような感じです。セルの範囲指定

次に画面上部のアイコンの中にグラフウィザードアイコン ←こんなアイコンがありますのでクリックします。もし設定を変更していた等で見当たらない場合はメニューの 挿入(I)からグラフ(H)を使用してください。すると下のような画面が開きます。
グラフウィザード1/4

画面左部のグラフの種類(C)の縦スクロールバーを操作して下へ移動します。すると株価という種類のグラフが出るので選択します。
画面右部の形式(T)は上段右のローソク足の形式を利用します。画面で説明するとこのようになります。
グラフの形式選択

ここで一旦確認の為に右下の完了ボタンを押してみましょう。次のようなチャートが出来ると思います。仮チャート
確認するとおかしい点があります。2006年5月20日〜21日は土日で休みなので株価データがありません。しかしチャートではその日もしっかりカウントして間が空いてしまっています。 Excelの機能上、日付だと入力されていてもいなくてもグラフに表示するようなのでまずここを修正します。
最初のデータの部分を少し修正します。
 
1 日付1 日付2 始値 高値 安値 終値 出来高
2 06/5/16 5/16 16,509 16,596 16,117 16,158 2,063,320
3 06/5/17 5/17 16,259 16,319 16,034 16,308 2,300,250
4 06/5/18 5/18 16,089 16,139 15,914 16,087 2,024,880
5 06/5/19 5/19 16,041 16,166 15,926 16,155 1,905,000
6 06/5/22 5/22 16,255 16,269 15,837 15,858 1,906,460
7 06/5/23 5/23 15,722 15,776 15,583 15,599 2,061,110
B列を追加しています。内容はA列と同じ日付です。違いは何かというと、A列はさきほどから修正していないので yyyy/mm/dd形式の日付です。それに対してB列は5/16という「文字」です。この形式を作ってやる事で グラフ(チャート)を作ったときに休場日は省かれてきます。
肝心の作り方です。数式を入力してコピーするだけなので非常に簡単です。
まずB列に新規列を挿入して空白セルを作ります。B2セルを選択して次の式を入力します。 =TEXT(A2,"m/d")
これだけです。これをB列にコピーして今度はB1からF7を指定してさきほどと同じようにグラフを作ってみましょう。 うまくいくと次のように入力したデータのみのチャートが出来ると思います。
6日チャート
ここまでが基本の作り方です。まだ6日分のデータしかありませんが、例えば90日のチャートを上記の方法で作成したとしましょう。 完成したチャートは以下のとおりです。 90日チャート
せっかくのローソク足チャートなのに細かくてよくわかりません。そこで各所の設定を変更します。

始値・高値・安値・終値の表示は判っているので消去。右の表示をクリックしてDeleteキーを押します。すると下のようになります。 90日チャート

縦の目盛線を表示させます。グラフを右クリックしてグラフオプション(O)を選択します。下記のボックスにチェックを入れてOKを選択します。 目盛の追加
変更されたチャートの日付部分を左ダブルクリックします。以下の画面の目盛タブを選択し、「目盛ラベルの間隔」と「目盛の間隔」を変更します。 同じ値にするとチャートが見やすいです。好きな値を入力してください。少なすぎる値だと見難いチャートになってしまいます。ここでは5日とします。 目盛の設定
あとは表示範囲を拡大し、文字を見やすい大きさに変更、背景色を好きな色に変更して完成です。ここまでの設定でこのようなチャートになります。 90日チャート

ここに出来高を追加します。少し複雑ですので良く読みながら進めてください。 チャートを右クリックして元データ(S)を選択します。表示された画面と下の画面を比べながらデータを追加してください。
まずは追加ボタンをクリック。次に名前の欄を選択して「出来高」と入力されたセル(今回はG1)をクリックします。 次に値の欄を選択して出来高のデータを入力したセルをドラッグします(今回はG1:G91)。出来たらOKを押します。 データ追加

全く違うチャートになってしまいました。ここからさらに変更します。 90日チャート
チャートに表示されている棒状の部分の一番下のあたりにカーソルを移動させると『系列"出来高"要素…』と表示させる部分が見つかります。 その位置で右クリックしてデータ系列の書式設定(O)をクリックします。 下の画面が開いたら軸タブを選択し使用する軸は『第2軸(上/右側)(S)』選択します。 軸
OKを押したらチャート上の■が表示されている部分を右クリックしてグラフの種類(T)を選択します。
もしもグラフの種類を変更する前に別の場所をクリックして■の表示が消えてしまったら、チャートを選択した状態で 左上の名前ボックスに『系列"出来高"』と表示されるまでキーボードの↑↓どちらかを何度か押します。

ちなみに名前ボックスとは名前ボックス この左上のボックスの事です。

その状態で■部分を右クリックします。 最初に株価の種類を選択したように今回は縦棒を選択し形式は一番左上のものを選択します。
グラフ
出来上がったチャートの出来高の色を好きな色に変更し、第2軸(右側)の上限、下限を調整して出来たのが以下のチャートです。
グラフ

全てのチャートはこの応用で描けます。しかし一つ注意点があります。
今回は出来高を例に用いましたが移動平均線等の線状の指標を追加したい場合は 最後のグラフの種類の箇所で『折れ線』ではなく『散布図』を用います。 ここでは詳しく紹介しませんが、サンプルファイルには散布図の使い方も入っています。
これだけ気を付ければ様々なチャートを自由自在に描けることと思います。
補足ですが、ローソク足の間隔は「始値」を右クリックした際に表示されるデータ系列の書式設定(O)から変更できます。 標準は150で広いのでローソク足自体が細くなってしまいます。50くらいに設定すると見やすいと思います。

しかし我々はこの方法を用いません。なぜならデータの追加や様々な変化に柔軟な対応ができないからです。 今回のチャート作成法が長くなってしまいましたので螢舎独自の方法は次回紹介したいと思います。

さらにチャートを作り始めてしばらくするとぶつかる問題ですが、日々データを更新する為にローソク足の本数が増加してくると 非常に見難くなってしまいます。せっかく見やすいチャートを作る説明をしているのでこの問題も解決させる方法をチャートの作り方2で 簡単に紹介できれば、と思っています。


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